犬が甘噛みをする理由は何?【甘噛みの対策もご紹介】


犬が甘噛みをする理由は何? 甘噛みの対策もご紹介

「甘噛み」とは犬が、人間や他の犬に対して、本気ではなく加減をしながら噛むことを言います。
特に子犬は噛みついたり、くちゃくちゃ噛んだりするのが大好きです。歯が生える前のおしゃぶりと同じです。さらには甘噛みをしたり、じゃれあったりするのは犬の本能の一部で、母犬や兄弟犬とコミュニケーションの中心になるのが甘噛みという行為です。

小さな子犬の時期はそれほど痛くないのでそれを許してしまっていると、成犬になったときに人や、他の犬にけがをさせてしまう原因につながってしまいます。

あなたは母犬がするように、ふさわしい行動と、不適切な行動を子犬に教えていかなければいけません。

子犬は何をやってもかわいいですがその可愛さに負けずに、大きくなった時のことを考えてしつけをしていくことが大切なんですね。

なぜ甘噛みをするの?

  • 噛むことが何よりも楽しい!
    子犬は遊ぶことが大好き。遊ぶことが仕事のようなものです。人間のように手足を器用に使えない代わりに口をつかって噛むことで遊びを行います。
    子犬は母親や兄弟と一緒にいる時も、遊びの中心となるのが甘噛みです。
    成犬の犬同志がじゃれあいながら噛みあうのも、この遊びの一環といわれています。
    おもちゃも噛んでみて音がしたり、感触が気に入った場合は楽しくてずっと噛み続けることもあります。
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    歯のはえかわりで痒い
    子犬のは成長をすると、まず生後約1カ月くらいから乳歯が生え、生後6カ月ごろまでには永久歯が生えてきます。新しく生えてくる歯のおかけで歯茎がムズムズしたり、痒みに似た違和感を持ちます。
    その違和感をどうにかしたくて、身近にある、飼い主だったり、おもちゃ、家具などを噛んでしまうんですね。

  • 飼い主に相手してほしい!
    飼い主さんに噛みついたりすると何かしらの反応があります。触ってくれたり、声をかけてくれたり、自分のほうを見てくれたり・・子犬にとってはそれらの反応がとてもうれしいのです。
    犬の甘噛みは子犬の成長にとっては欠かせないものですが、私たち人間と暮らしていくには噛んでいいものと、悪いものを教えていく必要があります。

【甘噛みをした時の対応】どのようにしたら甘噛みをしなくなるのか

甘噛みは犬にとってはコミュニケーションの一環ですが、人間にしてはいけないことを教えるためにはどのように対応していくべきなのでしょうか。

噛んでもいい適切なおもちゃで遊んであげる

噛んで遊ぶために作られたおもちゃを子犬に与えましょう。人間に甘噛みしてきたらおもちゃをわたす習慣をつけて、人間をかむことをやめさせます。
おもちゃはたくさん売られていますが、犬によって好みも違いますのでいろいろと試してみるのがいいでしょう。
ネット上でも「犬 噛むおもちゃ」などで検索するとたくさんのおもちゃがでてきます。

ここでやめたほうがいいポイントを1つ。例えば使い古した靴下おもちゃとしてを与えたとします。犬にはおもちゃにしていい靴下と、してはいけない靴下の区別ができません。洗濯物の中から靴下を見つけたら喜んで遊びだすでしょう。しかし、「これは遊んではいけない靴下なの!」なんていわれても犬は全く理解できません。わかりにくいものをおもちゃにするのは犬が混乱するだけなのでやめましょう。

注意するときは冷静に「ノー」「痛い」「ダメ」など統一した言葉で対応

もしも甘噛みをされたら、低い声で対応するといいでしょう。犬は飼い主の声の高さを聞き分けることができます。高い声だと「ほめられている」と感じ、高い声だと「叱られている」と感じやすいといわれています。ですので、家族で相談し注意するときの言葉を統一し低い声で冷静に伝えることを心掛けてください。

甘噛みされたことに人間が騒ぐと、「遊んでもらえる」「喜んでくれている」と勘違いし、もっと甘噛みがひどくなる場合がありますので「冷静」さを忘れないように気を付けてくださいね。

無視をする・遊んでいる時に甘噛みをした場合は遊びを中止する

犬と遊んでいると興奮したり、ふざけたりして甘噛みをしてくることがあります。
そんな時はすぐに遊びをやめて、相手にするのをやめましょう。

相手にせず、無視をすることによって、甘噛みをすると遊んでもらえなくなるということを学習させます。

子犬同士や、ほかの犬と遊ばせる

犬同士でじゃれあっているときは甘噛みをしてコミュニケーションをとっていきます。
兄弟と過ごしているパピーの時期はみんなでじゃれあって噛みながら遊び、相手にダメージを与えずに噛む加減を学んでいきます。
こういったことからも、できるだけパピーの時期は親元において兄弟といる時間をながくし、社会性を身に着けることが大切だといえます。

子犬のうちに根気よくこれらのことをすることが大切です。また、家族がそれぞれ好き勝手にしつけをしていくのではなく、しっかりと皆さんで統一してすべての人が犬に同じ対応をすることを心掛けてください。

【犬の甘噛みは早めに対処する】しつけも愛情のひとつ

子犬のうちに甘噛みをやめさせないとそれが通常の動作となり、成犬になってからは「噛み癖」になっていしまいます。大型犬で噛み癖がついてしまうと、人間や他の犬にケガをさせたり、飼い主ではコントロールできないことも出てきてしまいます。

飼い主がコントロールできなくなると、遊んであげることはもちろん、散歩にも連れていくことが困難となり、最悪の場合飼えなくなったという人間の勝手な都合で、飼育放棄なんてこともあります。
これは、誰が悪いのか?私たち飼い主の責任です。かわいい家族をついつい甘やかしてしまいがちですが、一緒に生活するにはしつけはとても重要です。

成犬になってからの対応では飼い主にとっても、犬にとってもかなり大変なことになってしまいます。
子犬のころから何がいい行動で何が悪い行動かを確認しあうことでともに生活していくことがとても楽になり、よきパートナーになれるでしょう。

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