愛犬のための本気のダニ対策教えます


愛犬のための本気のダニ対策教えます

愛犬のダニ予防しっかりやっていますか?ダニ予防薬は動物病院でだけではなく薬局やスーパーでも売られていますよね。なぜダニの予防をしなくてはいけないのか?もし噛まれたとしたらどうなるのか?今回はそんな飼い主が知っておいてほしい基礎知識と、駆除するために有効な方法などを、詳しくごお伝えしていきますね。

マダニとダニ何が違うの?】

インターネットなどでダニで検索していると、【マダニ】というワードと【ダニ】というワードがでてきます。どちらも一緒だろうと思っていませんか?マダニとダニは違います。
まずは違いからご説明していきますね。

マダニとは?

マダニは主に、草むらに身をひそめており、宿主が来るのを待っています。
キャンプなどで山へ行ったり、公園、畑などに行った帰りはマダニがついていないか確認しましょう。
3月~4月頃から増加し始め、10月~11月が本格的な活動時期となります。
マダニは吸血前で3mm~7mmの大きさで、吸血すると10倍まで膨れ上がるため、

肉眼で発見できます。マダニは頭を皮膚に食い込ませながら噛みつき吸血をし、一度寄生されてしまうと様々な病原体を運んできます。

ダニとは?

一方ダニは、主に屋内で見られ0.3mm~1.0mmくらいの大きさで【微小ダニ】とも呼ばれています。屋内でもカーペットやベッド、枕、布団、食品、たたみなど私たちが生活するほとんどに生息しており、アレルギーの原因となります。

ほこりや、人のフケなどを餌にしており、人間の汗1gで約300匹のダニが生息できるという驚くべきデータもでているんです!

アレルギー疾患も皮膚病や、喘息などとてもつらいものですがダニの被害で本当に怖いのは【マダニ】による被害のものなんです。

マダニの生体

マダニは野生のほ乳類や鳥の血液を栄養源として発育します。春にはメスのダニが中・大型動物を吸血し、交配後、地上に落下し、土の中で産卵をします。卵がふ化して発育をするとネズミなどの小動物に寄生し3~4日吸血をし、満足すると地上に落下し休眠、その後脱皮する。このサイクルを繰り返し、成ダニに成長します。

マダニは凄まじい繁殖力の持ち主で、繁殖条件が揃っていれば、なんと1カ月の間に1匹から2500~3000個卵をうむといわれています。
犬だけではなく他の動物や、人間の血を吸血しているマダニは、たくさんの病原体をもっており、吸血の際に、病原体を感染させていくんですね。本当に怖い生き物です。

マダニに刺されたらどうなるの?

マダニに刺さるといろいろな症状が出てきます。最悪の場合命にかかわることもあるです・・

  • 貧血
  • 皮膚炎
  • 犬バベシア病
  • ライム病
  • ダニ麻痺症
  • 重症熱性血小板現象症候群(SFTS)

犬バベシア病
どんな病気?・・マダニによって媒介されたバベシア原虫が赤血球の中で増殖する病気。
症状・・貧血、血色素尿(赤い色の尿)、食欲の低下、黄疸。ひどい時は多臓器不全により死に至るケースもあります。

ライム病
どんな病気?・・マダニによって媒介されるボレリア菌が引き起こしてしまう病気。
症状・・食欲不振や発熱、元気消失

ダニ麻痺症
どんな病気?・・吸血する際マダニの唾液が体内にはいり、その影響で筋肉が麻痺してしまう病気。
症状・・顔の筋肉が動かなくなる、後ろ足の脱力、呼吸筋が麻痺で動かなくなると息ができなくなってしまいます。

重症熱性血小板現象症候群(SFTS)
どんな病気?・・SFTSウイルスを持ったマダニに吸血され、感染する病気。
症状・・症状は目立ちませんが、まれに白血球が減少したり、血小板が減少したりする症状が見られます。

マダニはいろいろな動物の血液を吸いながら生きているのでたくさんの病原体を持っており危険なものばかりです。ライム病や、重症熱性血小板現象症候群(SFTS)は人間にも感染するので、見つけても素手でとるようなことは絶対にやめてくださいね!

マダニの好む場所、マダニに噛まれてしまったら・・

犬の顔を見て黒いゴミのようなものがついているから取ってあげよう!でもなかなとれないけど・・正体はマダニ!なんてことがあるのです!

特に頭や耳、目の周り、足の指の間、背中などにつきやすいので散歩やアウトドアから出かけたら必ずチェックするようにしてあげてください。

もし、マダニをみつけ、吸血になかなか離れない状況なら、決して無理にとることはしてはいけません。無理にとると、マダニの口が体の表面に残ってしまったり、つまんではがそうとした場合はダニの体内に入った血液を逆流させてしまい、より感染症のリスクが上がります。

犬にマダニが付かないようにするためには、草むらに近づかないことが一番ですが、犬と暮らしている以上は難しいです。対策としては動物病院で処方される、マダニ駆虫薬を決められた処方どおりに投与することが大切です。
薬を投与していても寄生を防ぐことはできませんが、薬剤の成分が犬の体にあれば48時間以内にマダニは死ぬため、感染症のリスクも低くなります。

その他にも散歩や、アウトドアから帰った後は必ずマダニが付着してないかブラッシングをしながら観察してあげてください。マダニにまだ噛まれていなければすぐに犬の体からとれるので、見ても慌てないようにしましょう。

気候が良くなるとマダニの被害が拡大します。飼い主がしっかり知識をつけて、楽しく犬との生活を過ごしてください!

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